こんにちは。
宮崎燕です。

今回は少し角度を変えて、
江村と前田智徳のあの一件について書きたいと思います。

事件は4月23日。
神宮でのヤクルト対広島の試合で起きました。
8回表、得点は1-1、ランナーは1,2塁。

投手はルーキー江村、打者は代打の神様である前田。
ノーストライクワンボールから、
前田の手首近辺に厳しいボール。

前田が避けつつもファールになります。
(なってしまったというような形ですが)

確かに内側は内側に構えていたのですが、
手元が狂ったような形になりました。

その後カウントは2ボール2ストライク。

そして運命の6球目。

キャッチャー中村は内に構えています。
内角を狙った江村の球は前田の左手首に。

抜けたのが137kmの直球ですから、
相当痛かったでしょうし、
二度目ですから怒りもこみあげてきたでしょう。

珍しく前田が声を荒げてマウンドに向かい、
両チームの選手が出てくる事態に。

これは乱闘になるかな、
と実は現地で見ていた僕は少し興奮してしまいました。

その時はもちろん骨折しているとは知りませんでしたが。
今では反省しています。

広島の古澤憲司投手コーチがヤクルト・荒木大輔投手コーチが取っ組み合いになり、
球場は一時騒然となりました。

古澤コーチは荒木コーチを小突いたとして、退場処分。

結局前田選手は左手首を骨折。
翌日江村は謝罪に直接行ったそうです。

もちろんわざと当てたわけではありませんし、
江村は広島出身で、カープも子どもの頃からファンだったとのこと。

ある程度のブーイングは仕方ないにしても、
8月になってもまだブーイングがあるというのは、
ヤクルトファンとしても、一野球ファンとしても非常に残念です。

彼のやったことはよいことではないです。
それは分かっています。

しかしそれは勝負にいっている中で起こったことであって、
別に彼は罪をおかしたわけではありません。

そろそろ許してあげてもいいかな、
という気持ちですね。

広島出身ということを考えても、
本人はつらいだろうな、と思います。

もちろん広島ファンも必死で戦っているわけですから、
怒る気持ちも、ものすごくよく分かります。

怪我の恐さはどのチームのファンより分かっていますからね。

こんなこと言うのも変ですが、

前田選手が復帰して、また江村と対戦する日が来たら、
広島ファンの皆さんも少しずつ許してくれるのではないかな、
と思っています。

また、2人が対戦する日を信じて。

頑張れ江村選手。

頑張れ前田選手。




宮崎 燕


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