こんにちは。宮﨑です。
10月に入りましたね。寒くなりますので、
どうか体調には気をつけて。

さてさて今回は、
久しぶりに映画の話題でも。
観てきました、『ヒロイン失格』

桐谷美玲さんの主演で、
大人気少女漫画の実写化です。

公開直後から、話題沸騰ですね。
映画サイトでもかなり高評価になっています。

自称映画評論家の僕も、
行ってきました、新宿ピカデリー。

早速観てきましたので、
その評価というか、感想です。

これから観る方、もう既に見た方の、
参考になれば幸いです。

【あらすじ】 高校生の松崎はとりと、 寺坂利太(てらさか りた)は幼なじみ。 ちょっと腹黒な主人公・松崎はとりは、 利太にとってのヒロインは、 自分だと信じて片思い中。 一方、モテモテの寺坂利太は、 「ある理由」から女性に本気になれず、 彼女が出来てもすぐに別れていた。 そこに現れたのは、 地味でさえない女子、安達未帆(あだち みほ) 安達も他の女子と同じく、 利太に好意を寄せていたが、 はとりは「どうせ脇役」と楽観視していた。 ところが状況が一転して、 安達は利太は交際をスタート。 必死に自分に見てもらおうとするが、 逆に仲の良さを見せつけられて、 困り果てる、はとり。 そこに学校一のイケメンである、 弘光(坂口健太郎)が突然現れる。 弘光にアプローチを受けるはとり。 利太と安達は眩しいほどの仲良しカップル。 やがて、はとりの気持ちも揺れ動き... といった感じです。 予告編を貼っておきますね。




【評価・感想】
肝心の中身ですが、 よくありがちのキュンキュン青春劇、 とはかなり違いました。 もちろんキュンキュンする場面もありますが、 かなりの部分がコメディ。 桐谷美玲さんの表情が変幻自在。 もうまさに、 「桐谷美玲劇場」となっています。 はとり役の桐谷美玲さんは、 公開にあたっての試写会で、 原作者の方からのサプライズの手紙が読み上げられ、 大号泣してしまったそうです。 そこで利太役の山崎健人が、 そっとハンカチを差し出したというのも、 なかなか素晴らしい話ですが、 やはり、 大号泣するぐらいに気合のこもった、 大変な撮影だったのでしょう。 撮影は今年の冬から、 春先にかけてだったようですしね。 体力的にも、精神的にも、 キツい撮影だったと思います。 その努力の軌跡は、 映画のあちこちで確認できました。 キャスト全員が持ち味を発揮し、 うまく噛み合っていた感じです。 「評価」と言うと偉そうですが、 観終わった感じとしましては、 「非常に面白かったです。」 前半は、主にコメディタッチ。 これでもかと、表情の変化。 オマージュの嵐。 桐谷さんの変顔も見事ですし、 竹内力、福田彩乃さん等との兼ね合いも、 息ぴったりでとても面白い。 途中でやや重くなりがちな、恋愛モノ。 連発される笑いポイントのおかげで、 雰囲気を明るく維持していきます。 そしてそれが寒くない。 全然スベってない。 劇場でもかなり笑い声が響いていました。 後半はやや笑いポイントは減少。 これは非常に良い戦略だと思いました。 重い雰囲気を軽くしていた前半に比べ、 笑いを減らす事で、 観ている側をあえて追い込んでいく。 クライマックスに向けて、 ただでさえ厳しい状況を、 さらに厳しく見せる工夫ですよね。 そして観ている側を追い込み、 いよいよ選択の時。 最後に桐谷美玲扮するはとりが、 選ぶのは、利太?弘光? ここは是非劇場で、 チェックしていただきたいと思います。 この映画のすごい所は、 新しい恋愛映画の道を切り拓いた事です。 ただ観客をキュンキュンさせるだけでなく、 コメディ要素を大量に詰め込み、 あえて苦しいシーンを、 笑えるシーンへと変えてしまう。 主演の女優のイメージさえ、 崩壊してしまう程に。 これは今までになかった挑戦ですし、 それに真正面から取り組んだ、 桐谷美玲さんの努力の賜物と思います。 漫画原作の恋愛モノでも、 ここまで攻めても大丈夫。 そういう事を証明した映画ですね。 監督の英勉にも、「あっぱれ!」 あれだけ笑いをとっても、 ラストは非常に感動出来ます。 笑いも涙も詰まった、 「これぞエンターテイメント!」 といった作品になっています。 「ジェットコースターみたいな作品」 と山崎健人さんが言ってましたが、 まさにその通りの内容の充実感。 観終わった後のお客さんの反応も、 「面白かったー」「感動した」と 興奮気味の方が大変多かったです。 まだ観ていない方は、 是非「恋愛映画の革命」を 生で目撃される事をおすすめします。 とても満足出来る映画になっています。 是非、劇場へ。 今回は、この辺にしておきますね。 近いうちにまた更新します。 また、次回です。


by 宮﨑
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