こんにちは。宮﨑です。
7月21日のたけしのTVタックル放送を観ていたら、
「動物園の動物は幸せか?」
という興味深いテーマで議論が行われていたので、
今回はそれについて書いていきたいと思います。
これもまさに、
テレビ番組をなんとなく観るのではなく、
そこから学びを得て、
実践していこうという意思の表れです。
それについては、
前回かなり詳しく記事を書いてますので、
そちらをご覧ください。
番組の中でもかなり議論されていました。
誰もが一度は思ったことがあるのではないですか?
動物園の動物は、
「人間に自由を奪われて可哀想」
「安全で餌も供給されて幸せ」
「自然の姿とはかけ離れた姿」
「安心でき、ストレスがない」
様々な言われ方をします。
あなたはどう考えますか?
僕は、動物園の動物は、
「幸せか?」というのは正直分からない。
けど、動物園は必要。
というのが正直な答えです。
分からないからやめる。
というようには思いません。
動物が幸せかどうか、
それは正直分からないところがある。
ただ、動物園は人間にとっても、
動物にとっても必要があるので残すべき。
というのが僕の考えです。
動物園の是非を、
「動物が幸せかどうか」
で判断しないという事ですね。
そもそも「幸せ」の定義が曖昧ですし、
その動物が幸せかどうか僕らにわかるのでしょうか?
多少の感情の変化は読み取れても、
どう考えているかを深く感じ取る事は難しい。
「幸せ」というものも、
我々人間だって一人ひとり考え方が違います。
動物にとってもそれは違うものです。
そもそも「幸せ」という概念があるのかも不明です。
ならば、そんな事をいちいち考えていたって仕方ない。
そんな事、誰にも分かりません。
動物園には、種の保存や、
子ども等への教育という面を考えたら、
やはり動物園は必要でしょう。
実際に、絶滅しそうになった種の動物を、
動物園で繁殖に成功し、
無事元の場所に多く帰す事ができた、
という例が世界では数多くあります。
厳しい言い方をすれば、
動物園の動物には多少犠牲になってもらう。
こういう事です。
もちろんできるだけストレスのないように配慮し、
餌と睡眠も十分に与え、安心させる。
生活には完全にサポートするという事。
その代わり、病気の際に何が効くのか研究したり、
どうすれば繁殖するかの試行錯誤をする。
僕らの知的好奇心に少し付き合ってもらうという事。
当然、人類の為ではありますが、
種の保存行為ですから、
当然その動物の為にもなるわけです。
そもそも僕らが子どもだった頃、
(僕は今もですが笑)
動物図鑑にのっているライオンがいますよね。
図鑑にのっているパンダがいますよね。
それ実際に見てみたくなりませんでした?
僕はなりましたよ。
皆さんもなったんじゃないでしょうか?
その素直な感情に従って、
子ども達が、生のライオンを、
わずかなお金で見れるようにする。
これってそんなにいけない事ですかね?
僕は当然あっていいと思います。
動物が見たいのですから、
無理のない範囲で見れるようにする。
これは普通の行為じゃないですかね。
動物園を作る事によるデメリットって、
正直ほとんどないと思います。
これ位の自分勝手ならば、
許されて然るべき。
そう僕は思いますね。
あなたはどう考えますか?
さて、今回はこの辺としましょう。
また近いうちに更新しますね。
それではまた、次回です。
by 宮﨑
マクロミル