こんにちは。宮崎です。
少し間が空いてしまい、すみません。
更新を続けることだって骨が折れる作業ですよね。
さて、今回は趣向をちょっと変えまして、
最近気になるキーワード、
『イクメン』について書いていきたいと思います。
あなたも一度は耳にしたことがあるはずです。
タレントのつるの剛士さんなんかに代表される、
「育児に積極的に参加する男性のこと」です。
これについては様々な意見があると思います。
男女平等なんだから、男性が育児するのは当たり前だとか、
男が働いて、女が家庭を守るのが理想的だとか、
色んな意見が聞こえてきそうです。
少し真面目な話をしましょうか。
イクメンの定義(正式な意味)については、
法律上の定義はありません。
イクメンプロジェクトWebページ(厚生労働省)によれば、
「子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと。または、将来そんな人生を送ろうと考えている男性のこと。」
とされています。
また、このイクメンが流行った経緯についてですが、
NPO法人「イクメンクラブ」(2006年結成)が、
「イクメン」という言葉を使い出したのが最初とされている。
(本当かどうかは定かではありませんが笑)
その後、雑誌の特集が増加したり、
NHKの番組「クローズアップ現代」で特集がされるなど、
各メディアで取り上げられ注目度を高めていきます。
そして2010年「ユーキャン新語・流行語大賞」トップテンに「イクメン」がランクイン。
受賞者はつるの剛士さんでした。
(ちなみにつるの剛士さん本人は自分のことを「イクメン」だと言ったことはないそうです)
とまあ全体的な話はこれぐらいにして、
僕はどう考えるか、ということです。
個人的には非常に良いこと考えています。
もちろんそんな言葉に頼らなくていいのが理想です。
しかしあまりにも現実とかけ離れていている。
女性の育児休業取得率が80%を超えているのに対して、
男性はわずか3%にも届きません。
これはなんらかの社会現象(革命)を意図的に起こさない限り、
状況は変わらないということを示しています。
もちろんニーズはありますよ。
多くの女性が育児を手伝ってほしいと考えている、
というデータが政府の調べで出ています。
つまり、ニーズと現状の不一致。
誰かが、何かがどこかで歯車を動かさないと、
全く現状から脱却できないんですね。
つまり、今こそイクメンというキーワードに着目して、
制度改革なり、意識改革なりが行われるべきだと僕は考えます。
僕の声なんて、政治家にも、経営者の方にも届かないかもしれない。
「イクメン」が増えることで社会に悪影響も出るかもしれない。
けど、冷静に考えてみてください?
自分たち、夫婦の子どもです。
男性だって育児するべきでしょう。
こんな当たり前のことが、議論されてこなかったこと自体おかしいんです。
いつの日か、
「イクメン」という言葉がなくなることを願いたいですね。
先日安倍首相が「育児休業3年」の考えを表明し、
厚生労働省からは育児休業中の給付を引き上げる案も出ています。
(現在の給付は給料の50%で、今回の案はそれを3分の2にするというもの。)
政治家、経営者に想いを託して、僕はひたすら考え主張していきたいと思います。
あなたはどうお考えですか?
さて、今回は少し硬めに「イクメン」について書きました。
まあ本来は「イクメン」などという言葉がなくても、
当たり前に自分の子どもを男性が育てていける社会が理想ですよね。
安倍首相をはじめ政治家の方々、企業の経営者の方々にお願いしつつ、
動向をみていく必要がありそうです。
あー、それにしても僕も子ども欲しいなあ。
それでは、また次回です。
宮崎つばめ
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